読書【読了】
津島佑子『ヤマネコ・ドーム』(講談社)、読了。 というか一周目終了。 二週目読まないと、最近、純文学は頭に入って来ない。 ストーリーも登場人物もきつい。 ただ、この作家は繰り返し同じテーマを書くヒトだったなと 思い出すのみ。 帯が、あまりに野蛮…
米澤穂信「リカーシブル」(新潮社)を読了。 これはいったい誰に読んでほしいのか? ミステリ?何だろうな。 はっきり言って、全然おもしろくない、というかこちらが期待したものが何ひとつない。 分かってはいたけど、この作者の連載モノは総じておもしろ…
溜まっていた角川文庫版1~3巻を一日で召し上げた。 うう、やっぱり読まなければよかった。 6巻が最終巻だそうです、11月に出るそうです。 とはいえ、アニメ化が進行しているおかげで、文庫化は早そうです。 でも、いつになることやら…。 おもしろいと分…
清原なつの、ハヤカワ文庫JAをコンプリート。 私の保健室においで…がなかなか見つからず、結局、amazonでぽちっとな。 最後の一冊に読んだためか結構、効いた。 基本ハッピーエンドじゃないのが、特に。 しばらくぶりに本棚の整理を敢行。 というか部屋の掃…
さて新潮文庫の刊行なんて待てるはずもなく、BOOK3を1時間ほどで図書館で一気読みしました。 感想は、なんだかな、なんだかな、としか言いようがないです。 3人目の視点がどうも意味なく、機能していない感じでした。 というよりも、その視点はある種、こ…
村上春樹「1Q84 BOOK1・上下」(新潮文庫)、「1Q84 BOOK2・上下」(同)を一気に読了。 来月末刊行のBOOK3まで待つのではなく、 あえて同時に単行本が出た2冊から読むというのが、ある種の拘りがあってのことでした。 読んでの感想を一言で言えば、「おも…
私的@倉橋由美子祭りが終わり、 古い友達の影響で現在は、武田泰淳に移行中(すぐに終わりそうですが…)。 武田泰淳の「滅亡について」(岩波文庫)をようやく読み終えました。 途中は流し読みでしたが、人となりが分かるエッセイ集でした。 「身心快楽 武…
私的、倉橋由美子祭りを開催中。 現在、「人間のない神」、「スミヤキストQの冒険」、「夢の浮橋」、「アマノン国往還記」と来ています。 あとは、「パルタイ」、「ヴァージニア」、「妖女のように」、「反悲劇」、「ポポイ」、「交歓」が本棚に残っています…
初めて買った文庫は宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」と「注文の多い料理店」の2冊。 SFはグレッグ・ベア「火星転移」。その後、神林長平→大原まり子→梶尾真治の流れです。 その中で1995年くらいからの短い読書人生の中で、読み返したことのある本は何だろうかと考…
佐藤多佳子「聖夜」(文藝春秋)を読了。 やっぱり少し期待はずれでした…。 おもしろいのですが、私にはパンチが足りない。 ヒロイン天野は「のだめ」のイメージが精一杯でした。 パイプオルガンかー、聴いたことも見たこともないからな、、、 想像するしか…
佐藤多佳子「第二音楽室」(文藝春秋)を読了。 小学生、中学生、高校生の4人の女子を主人公に 4つの音楽というよりは演奏(play)に関する物語。 佐藤多佳子らしさが出るお話ばかりで、 表題「第二音楽室」とラストの「裸樹」が良かったです。 どちらも平…
梨木香歩「ピスタチオ」(筑摩書房)を読了。 舞台をアフリカにということで嫌な予感をしながら読み進め、 渡り鳥の記述がたくさん出てくるあたりで、 エッセイ「渡りの足跡」のことを思い出し、 「水辺にて」(ちくま文庫)の文庫本あとがきの内容を思い、 …
今年、イチ押しのマーク・ローランズ「哲学者とオオカミ」(白水社)を読了。 オオカミとの生活という御伽噺のようで、 生を感じる現実の中の物語。 内なるサルとの闘い、葛藤。 時間を認識するとは、瞬間を生きること。 特に最後の2章を興味深く読んだ。 …
丸山健二「ときめきに死す」(文春文庫)、読了。 何だかよく分からない所がおもしろいと言われると、 本当にそうなのかと疑ってしまう。 アルペン・ツーリングのラストに吹いてしまった。 まあそうだろうね本音は…。 ついで「丸山健二自選中篇集」(文藝春…
佐藤正午「身の上話」(光文社)を読了。 中々、図書館で借りれなかった一冊で、漸く読めました。 いや~、やられました、流石、佐藤正午。 本当にノンストップで、こんだけ読ませてくれるんだから、もう素敵過ぎ。 前々作、前作、「5」、「アンダーリポー…
古典部シリーズ第5作、米澤穂信「ふたりの距離の概算」(角川書店)を読了。 ソフトではなくハードカヴァーなのが気にくわないですが、 (表紙も何だかシリーズで統一して欲しい気がします) 内容はいつものビターな青春モノといったところです。 今回は【…
梨木香歩「渡りの足跡」(新潮社)を読了。 装丁がきれい過ぎるので分かってはいたのですが、内容にはがっかり…。 こちら側の期待が大き過ぎるのです。 本業は作家なのだから、その作家の描く小説を読まなければ評価しようがないのです。 エッセイの内容も見…
いい事もあるもので、 ジェイン・ヨーレン「白い女神」(ハヤカワFT文庫)を漸くゲットしました。 光のジェンナと闇の妹スカーダの物語。 神話、伝説、歌、物語の4拍子。 1989年発行(日本版1991年12月刊行)。 探し続けて10年越えて、漸く、ようやく見つけ…
加藤典洋「井伏と太宰 ふたつの戦後」(講談社)を読了。 井伏鱒二と太宰治の関係は、師弟関係というところであるが、 色々と込み入った事情があるのは有名な話です。 まあ、その関係にちょっと違った角度から光を当て、 自論を重ねるように展開したのがこの…
アーサー・ケストラー「真昼の暗黒」(岩波文庫)と 東直子「水銀灯が消えるまで」(集英社文庫)を読了。 前者はタイトル通りの納得のオチでした。 キングの「グリーン・マイル」以来の監獄小説のおもしろさを知りました。 後者は、穂村弘との共著も多数あ…
ジョージ・オーウェル「一九八四年」(ハヤカワepi文庫)を読了。 時代背景やら何とか主義だとか、私には難しい言葉はさておき、 スラスラと読了しました。 結末は… 予想に反して、 全く救いのないものでした。 ディストピアという言葉がぴったりの小説でし…
有吉佐和子「私は忘れない」(新潮文庫)を読了。 硫黄島の近くの黒島(鹿児島県)での島の生活と辺境教育を扱った小説。 著者の初の新聞小説でもあるそうです。(映画化もされたようです) 実は黒島という場所は前から知っていたのですが、 小説(1960年代…
ドストエフスキー「罪と罰」(光文社古典新訳文庫)を読了しました。 3巻はほぼ一気読みでした。 売れているのか、本屋を何軒か梯子しないと見つからなかったです。 ここから感想です。 -----------------------------------------------------------------…
森絵都「ラン」(理論社)を読了。 昨年に出た本ですが、何時になっても、図書館で貸し出し中だった一冊で、 ようやく、読むことができました。 内容は「カラフル」と同系列といっていいと思います。 なぜ【ラン】、走るのかについては、ネタバレになるので…
梨木香歩「f植物園の巣穴」(朝日新聞出版)を読了しました。 新刊だったのですが、買わず仕舞い。図書館から借りてきました。 欲しかったのですが、大して話題にもならず、 (1Q84と時期が重なっていたからかもしれませんが) これだけ時間が経ってしまいま…
米澤穂信「追想五断章」(集英社)を読了。 何だかんだで買ってしまいました。 本当は買うつもりはなかったのですが…。 (でも、即効で読み終わってしまいました。) あらすじを知ってから違和感があっただけに、 う~ん、この程度か、というどこか冷めた読…
DQ9をやりながらも、ジーン・ポーター「そばかすの少年」(光文社古典新訳文庫)を読了。 解説を読んでいてようやく気付いたのが、作者は女性であるということ。 名前がポーターなので男性かと思って読んでいたのですが、 中身はこんな内容を男性が書けるの…
一週間が早過ぎる…。 う~ん、何かやばいなと思う。 (何かは分からないけど) そんな中、この休みで恩田陸「六番目の小夜子」(新潮社)を読了。 NHKのドラマとは設定が異なるようで、高校の話でした。 ジャンルはホラー小説なのだそうです。 最後、謎は残…
桜庭一樹「荒野」(文芸春秋)を3時間程で読了。 ハードーカヴァーを被ったただのラノベでした。 これといったドラマやストーリーはなく、主人公「荒野」の微妙な成長が描かれている。 (森絵都「永遠の出口」をイメージすればおおよそあっているのでは…。…
上巻に続き、待ちに待った 米澤穂信「秋期限定栗きんとん事件 下」(創元推理文庫)を また1時間ちょっとで読了。 (ちなみに、最終ページをフライングしないで読む方がよいですよ) 春期・夏期と2冊の内容を忘れていた人はかならず、読み返したくなると思…