2011年、読了リスト

2011年の読了リストです。

順番はアイウエオ順です。
☆は再読でした。
青木玉 幸田文の箪笥の引き出し
有吉佐和子 青い壺
池内紀 海山のあいだ
泉鏡花 夜叉ケ池・天守物語
井上靖 本覚坊遺文
上田早夕里 リリエンタールの末裔
植村直己 極北に駆ける
植村直己 青春を山に賭けて
宇野常寛 ゼロ年代の想像力
大原まり子 吸血鬼エフェメラ
岡本かの子 家霊
奥本大三郎 楽しき熱帯
小倉美恵子 オオカミの護符
大崎梢 サイン会はいかが
大崎梢 配達あかずきん
大崎梢 晩夏に捧ぐ
大崎梢 平台がお待ちかね
小野不由美 ゴーストハントシリーズ
折口信夫 死者の書・口ぶえ
鏡明 不確定世界の探偵物語
風間一輝 男たちは北へ
梶尾真治 クロノスの少女たち
川村二郎 白山の水
小林恭二 父
坂本真綾 アイディ。
笹本祐一 妖精作戦
佐藤泰志 そこのみにて輝く
佐藤泰志 移動動物園
白洲正子 道
杉本鉞子 武士の娘
須藤晃 尾崎豊
瀬名秀明 希望
高野秀行 辺境中毒
多島斗志之 海賊モア船長の遍歴
寺田寅彦 地震雑感
中沢けい 女ともだち
梨木香歩 不思議な羅針盤
梨木香歩 僕は、そして僕たちはどう生きるか
似鳥鶏 いわゆる天使の文化祭
似鳥鶏 さよならの次にくる
似鳥鶏 まもなく電車が出現します
似鳥鶏 理由あって冬に出る
日高敏隆竹内久美子 もっとウソを!
長谷川眞理子 雄と雌の数をめぐる不思議
東直子 とりつくしま
福島正実 未踏の時代
穂村弘 もしもし運命の人ですか☆
穂村弘 短歌の友人
穂村弘 東直子沢田康彦 短歌はじめました。
丸山健二 田舎暮らしに殺されない法
宮田珠己 ジェットコースターにもほどがある
宮田珠己 メモリーエス
宮田珠己 旅の理不尽
宮本常一 日本の村・海をひらいた人々
宮本常一 忘れられた日本人
宮脇昭 鎮守の森
村上春樹 ダンス・ダンス・ダンス
村上春樹 羊をめぐる冒険
安岡章太郎 海辺の光景
安岡章太郎 質屋の女房
柳田国男 青年と学問
柳田國男 雪国の春
山川菊栄 武家の女性
吉田健一 東京の昔
吉野源三郎 君たちはどう生きるか
吉村昭 高熱隧道
吉村昭 星への旅
A・E・ヴァン・ヴォークト 目的地アルファ・ケンタウリ
ミヒャエル・エンデ 鏡のなかの鏡
クロフツ 樽
クロフツ クロイドン発12時30分
クロフツ 海の秘密
リチャード・コーフィールド 太陽系はここまでわかった
ロバート・シーゲル 歌うクジラ
ロバート・シーゲル 白いクジラ
ロバート・シーゲル 氷海のクジラ
アルベルト・シュヴァイツァー わが生活と思想より
スタンダール 赤と黒
セイント 透明人間の告白
ドフトエフスキー 悪霊
テア・フォン・ハルボウ メトロポリス
ジェフリー・フォード ガラスの中の少女
ジェフリー・フォード シャルビューク夫人の肖像
ベルクソン 時間と自由
J・P・ホーガン  ガニメデの優しい巨人
ボルヘス 七つの夜
ボルヘス 詩という仕事について
パトリシア・A・マキリップ ムーンフラッシュ
パトリシア・A・マキリップ ムーンドリーム
バルガス・リョサ 緑の家
ワイズマン 人類が消えた世界

とここまで小説・ノンフィクションのみ。
さて、全体の読了率は114/297 = 38.3%
去年よりは上がったのですが、300冊近い本を買っていることに驚き。20万円は軽く使っているので…。あれ、デジタル一眼レフが買える!?
来年は本を買う量を減らすよう努力したいと思います。って、毎年言っている気がします。
今年のベストは、うーん、新刊本からは、なしです。読んだもののなかでは鏡明「不確定世界の探偵物語」(創元SF文庫)
が一番、おもしろかったです(こういうSF好きなので)。クロフツ大崎梢似鳥鶏といった新たな作家の発見はよかったと思います。クロフツは発掘といった方が近いですが、あの長~い語りが私的にはgoodです。あとは古典として、スタンダール赤と黒」、ドフトエフスキー「悪霊」にも挑戦できて、アグレッシブな一年だったと思います。ただ、斜め読みが多いのも事実です。来年は、溜まった本から片づけるとして、当面は新刊以外買わない方針でいこうと思います。