2018-11-01から1ヶ月間の記事一覧

七人のイヴ、読了

七人のイヴ、全3巻読了。 三巻ものは二巻で完結すれば良かったのに…という典型的なヤツでした。一巻二巻とストーリーの骨組みは面白いが、脱線パートが多く、冗長で読みにくい。登場人物多過ぎるし、感情描写も少ないから久々に読み飛ばしてしまった。薄々、…

時間は空間を削り、空間は時間を笑う

今日買った本の雑誌の鏡明の連載をまとめた、二十世紀から出てきたところだけれども、なんだか似たような気分、の初回を読んでいたら(この本当時買い忘れてた、2010年の本ですが。00年代の連載はほぼなく、タイトル通り20世紀の内容ばかりなのである。が、今…

読書の秋とは眠りの中に

コタツで意識を失う日々。 読書はニール・スティーヴンスンの七人のイヴ。ちょうど半分ぐらいまで来た。普通に面白い、たぶん今年のベストになりそうな予感。といっても今年読んだ本はだいぶ少ないですが。 今日の古本市で、山尾三省の銀河系の断片を購入。…

2007/03/20より

今日は、十年くらい探していた講談社編「新・学生時代に何を学ぶべきか」(講談社)を新古書店で見つけた。結構、気持ちがナーバスな時に探している本が見つかる事があるので、たまに傷。 これは、自分の学生時代を振り返るという趣旨の下、色んな分野の人た…

2007/02/04より

中島京子のエッセイ集「ココ・マッカリーナの机」(集英社文庫)を読了。スラスラと読み終えてしまった。著者が作家になる前の、渡米し教育実習生として過ごした日々を主に綴っている。一番のエピソードは、「十四歳」。すーと、すべてのイライラや悲しみを…